コンドリュー

コートロティと隣接しているコンドリューは希少性の高いローヌの高級白ワインです。白ワインのみのAOCで、ヴィオニエを100%使用して生産されます。ヴィオニエはバラやスパイスなどの派手な香りの特徴のある品種で人気が高く、現在ではカリフォルニアやオーストラリアなどでも生産されていますが、もともとヴィオニエは原産地がコンドリューとされています。コンドリュー認定の土地が115haと狭く、栽培しているブドウ自体ヴィオニエのみになっています。

隣接しているコートロティは花崗岩質なのに対して、南西向きに広がったコートロティの畑は乾燥した砂状の壁で覆われているため、ミネラルを豊富に含むヴィオニエが造られます。畑が全体的に傾斜が急なため、機械作業には不向きです。そのためほとんどのワイナリーでは畑作業は人間の手作業で行われるため、どうしても希少価値の高いワインとなるのです。

コンドリューのワインは非常に美しい黄金色が特徴です。フルーツ、ハチミツ、リンゴなどの甘い香りを楽しむとともに、ほんのりとした酸味とボディが後から広がります。

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