ジゴンダス

ジゴンダスは濃厚でパワフルな赤ワインです。

ローヌ地方南部のジゴンダスは、シャトー・ヌフ・デュ・パプの東20kmに位置し、自然公園ダンテル・ド・モンミラールの丘陵部から麓に広がる村で、その面積の4割以上がブドウ畑となっています。

ジゴンダスでは約1200haの面積にグルナッシュと混醸用のシラーやムールヴェ―ドルを栽培、作られる90%以上が赤ワインで他に少量のロゼワインが生産されています。アッサンブラージュの割合は、グルナッシュは80%まで、シラーとムールヴェードルが15%以上、その他、カリニャンを除くコート・デュ・ローヌ産の品種を10%まで用いることができます。グルナッシュが中心となるワインの味わいは力強く濃厚で、なめらかなタンニンや赤い果実のアロマも感じられます。通常アルコール度数が12.5%程のフランスワインのなかで、ジゴンダスは度数が高いのも特徴で、平均14%の度数となっています。

ジゴンダスのワインは広域AOC・コート・デュ・ローヌに属していましたが、1966年にコートデュローヌ・ヴィラージュに格上げされ、1971年にジゴンダス村単独のAOCとして認定されました。

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